2021.06.10
ドレスコードとは?抑えておきたいマナー、画像で解決!
- SNSの発達などにより、「ドレスコード」というワードを目にする機会が多くなったという方も多いと思います。
ただ、言葉は知っていても日常生活に近いものではないので詳しい意味やマナーといった知識は曖昧ではありませんか?
ドレスコードについての知識を最低限抑えて、「当日会場で浮いて恥ずかしい思いをした。。」なんて事態を防ぎましょう!
ここでは、華やかなパーティーシーンから落ち着いたカジュアルなシーン向けのものまで女性のための役立つ情報をご紹介します。
CONTENTSドレスコードとは
ドレスコードの種類
2-1. もっとも格式の高いフォーマル(正装)って?
2-2. 時間帯で呼び名が変わる?セミフォーマル(準正装)
2-3. 平服といえばコレ!インフォーマル(略礼装)
2-4. ドレッシーさがポイントのスマートエレガンス
2-5. 判断の難しいカジュアルエレガンス
2-6. 会社関係ならビジネスアタイア
2-7. 清潔感が大事!スマートカジュアル
ドレスコードがなくて困ったら?シーン別に見るドレスコード
3-1. 結婚式、披露宴関係
3-2. ホテル・高級レストランでのお食事
3-3. 企業・ビジネス関係のパーティー
ドレスコードは面倒なものじゃない!一種の案内板
まとめ
-
ドレスコードとは
「結婚式・パーティーに招待された」「イベント・行事への参加」こういった機会で主に意識するドレスコード。
そもそもドレスコードの意味は、時間帯や場所などの利用シーンにふさわしいとされる服装のことです。
その場にふさわしい服装で出向くことも周りを気遣った一つの大事なマナーであり、
なんとなくのイメージで服装を決めては当日自分が恥ずかしい思いをするだけでなく会場の雰囲気を乱し主催者側にも失礼となります。
ドレスコードについての知識を抑えてスマートでおしゃれな大人の女性となりましょう♩
-
ドレスコードの種類
一概にドレスコードと言っても、ドレスコードは大きく7つの種類に分類されており、
格式の高い順に、以下となります。
分類された中でも、それぞれの時間帯や場所によってもマナーが異なってきますので注意しましょう。
-
もっとも格式の高いフォーマル(正装)って?
フォーマルは最も格式の高いドレスコードです。日本語では「正装・正礼装」と言います。
結婚式であれば、新郎新婦とその親のドレスがこれにあたります。
お呼ばれしたゲストの場合は主催者側より格式をひとつ下げた「セミフォーマル」であることがマナーです。
更に、フォーマルも昼・夜の時間帯によって2種類に分類され、ふさわしい服装が異なります。
◇着用シーン
格式の高い式典・行事、結婚式(新郎新婦・親)
◇服装
花嫁の着るウエディングドレスや白無垢など
新郎新婦の母が着る黒留袖
(昼)アフタヌーンドレス
(夜)イブニングドレス
●昼間に行われる式の場合にはアフタヌーンドレスを着用
アフタヌーンドレスの特徴
・光沢感のない生地
・袖は7分丈以上
・ひざ下からくるぶし丈程度のロングドレス
上記特徴から分かるように、肌の露出が控えめのデザインであることが大事です。
●夜間(一般的に18時以降)に行われる式の場合にはイブニングドレスを着用
イブニングドレスの特徴
・光沢感のある煌びやかな生地
・腕、胸元、背中といった肌の露出があるもの
・床につくくらいのロング丈ドレス
アフタヌーンドレスが控えめな印象とは逆でイブニングドレスは華やかさなデザインが多いです。
-
時間帯で呼び名が変わる?
セミフォーマル(準正装)
フォーマルほど固い雰囲気ではないですが高級感を感じる服装のことで、
結婚式や披露宴に招待されたゲストの服装として、一般的でもっともかしこまったスタイルがセミフォーマルです。
フォーマルと同様に、昼夜の時間帯によって服装が異なります。
◇着用シーン
結婚式や披露宴(ゲスト)、入卒園式
◇服装
(昼)セミアフタヌーンドレス、デイドレス
(夜)セミイブニングドレス、カクテルドレス
●昼間に行われる式の場合にはセミアフタヌーンドレスを着用
セミアフタヌーンドレス(デイドレス)の特徴
・柄のない無地のデザインで高級感がある生地
・ひざ丈〜ひざ下のスカート丈
・袖がある
※袖なしのドレスを着用される場合はショールやボレロを羽織ることがマナーとされます
結婚式のゲスト参加の場合は花嫁と同じ白は避けましょう。
日中に行われる入園(入学)式、卒園(卒業)式にはワンピーススーツ・スカートスーツが一般的とされます。
●夜間(一般的に18時以降)に行われる式の場合にはセミイブニングドレスを着用
セミイブニングドレス(カクテルドレス)の特徴
・シルクやサテンなど高級感がある生地
・ひざ丈〜ひざ下のスカート丈
肌の露出は会場や自身の立場によって合わせましょう。袖なしドレスや明るいカラードレスも着用OKできます。
-
平服といえばコレ!インフォーマル(略礼装)
もっともポピュラーである礼装が、このインフォーマルです。
ワンピースやスーツなどの、上品で清潔感のあるデザインのものを指します。
時間帯を問わず着用することができ、結婚式や披露宴に一般ゲストとして参加する際はインフォーマルの装いをしましょう。
招待状に「平服」と記載があった場合は、インフォーマルが該当します。
◇着用シーン
結婚式や披露宴(ゲスト)、結婚式二次会
インフォーマル(略礼装)の特徴
・一段階上のセミフォーマルよりカジュアルめなもの
・幅広い種類の素材から選べる
・柄のある物など、トレンドを出したデザイン性の高いドレスも可能。
結婚式のゲスト参加の場合は花嫁と同じ白は避けましょう。
-
ドレッシーさがポイントのスマートエレガンス
「スマートエレガンス」からは礼装のカテゴリが外れますが、
きちんとした印象の、フォーマルに近いドレスコードを意味する服装です。
服装に厳密な定義はなく曖昧ですが、ドレッシーな装いを意識する場面でのドレスコードです。
◇着用シーン
結婚式二次会やお披露目パーティー
高級ホテルやレストランでのお食事
スマートエレガンスの特徴
・ドレッシーさのある華やかなやワンピースやスーツ
・露出はあまりせず控えめにするのが無難
-
判断の難しいカジュアルエレガンス
スマートエレガンスを少しだけカジュアルにした雰囲気の服装がカジュアルエレガンス。
カジュアルといっても上品さ・華やかさを抜いてはいけないのでデニムやスニーカーなどのラフなアイテムはNGです。
スマートエレガンスと同じく服装に定義がないため、困ったらスマートエレガンスを意識するのも有りです。
◇着用シーン
結婚式二次会やお披露目パーティー
カジュアルエレガンスの特徴
・華やかな印象のワンピース
・トップスは上品なブラウスなどと、スカートの組み合わせ
・ドレッシーで品のあるオールインワン
-
会社関係ならビジネスアタイア
株主総会や企業主催パーティー、レセプションなどといったイベントの際に指されるドレスコード。
ビジネス色のあるパーティでの服装と捉えましょう。
清潔感のあるきちんとしたスーツスタイルが基本ですが、パーティーなので華やかさを意識することも忘れずに。
◇着用シーン
株主総会や企業主催のパーティーなど
ビジネスアタイアの特徴
・華やかさのあるドレッシーな雰囲気のスーツ
・派手な色ものの着用は避ける(小物で取り入れる)
・露出は控えめであること
-
清潔感が大事!スマートカジュアル
はっきりとした決まりのないスマートカジュアルですが、フォーマルと普段のカジュアルな服装の中間を意識したようなくらいのスタイルと考えましょう。
堅苦しく見えない程度の、しかしあくまで「ドレスコード」なので軽装にならないよう注意した服装にしましよう。
◇着用シーン
高級ホテルやレストランでのお食事
同窓会
街コンなど出会いの場
スマートカジュアルの特徴
・普段着よりきちんとした清潔感のある服装
・露出は控えめであること
・スカート、ワンピース、セットアップなど服装の自由度は高い
スマートカジュアルだからこそ、せっかくの服装をバッグなど小物で崩してしまわないよう
小物使いも重要視しましょう。パーティバッグなど小さめのものが無難です。
-
ドレスコードがなくて困ったら?
日常パーティーシーン向け・利用シーン別に見るドレスコード
ドレスコードの指定が無い・明示されていない。だからと言って服装が自由だということではありません。
そういった場合でも暗黙の了解といったところでドレスコードは存在しています。
失敗しないよう、お呼ばれしたパーティーに前例があればこれまではどういった感じだったのか・
ホテルなどお食事の場なら直接問い合わせしてみる、というのも悪いことではありませんので確認しておきましょう。
-
結婚式、披露宴関係編
結婚式では新郎新婦とそのご両親がフォーマル(正装)を着用しますので、
ゲストはフォーマルよりも格式を下げた服装での参加が原則となります。
そのためゲストはセミフォーマル、インフォーマルの服装で参列しましょう。
時間帯によって着用するドレスの種類も異なります。
二次会も高級ホテルレストラン、カジュアルレストラン、貸切パーティースペースなど行われる会場は多種多様です。
会場によりますが過度でなければ肌の露出も問題ありません。パーティースペースでの二次会が比較的制限はゆるくなります。
「平服で」との案内があってもあくまで祝福の場の延長線。カジュアルな格好は避けましょう。NG例 ・花嫁と被る白ドレス→白は当日の花嫁だけの特権。白に見える薄ベージュや薄ピンクなども避けた方が良い
・肌の露出が高いドレス。→肌の露出は控える。袖なしドレスならボレロなど羽織りましょう。
・足元は指や足の甲が出ているオープントゥ・サンダル・ミュールはNG→無地のパンプスが無難◎
・奇抜・カジュアルなブーツ→スタッズなど刺々しいイメージのもの、目を引くような柄物は避けましょう
・華やかさのないスーツ→盛り下がってしまうので場の華やかさに関わることを意識。
・動物の柄や毛皮などの革製品→殺生をイメージさせるのでNG。花柄などシンプルで控えめな程度のものに。
・全身黒の服装→お葬式などでの喪服を連想させお祝いの場に適しません。
-
ホテルや高級レストランでのお食事編
ホテル(主にディナー) や高級レストランを利用する際のドレスコードはスマートエレガンス〜カジュアルエレガンスが基本となります。
お店によりドレスコードは異なるので調べておきましょう。ランチタイムの利用ならディナータイムより格式は下げても大丈夫です。
ドレスコードに決まりのないお店の場合は自由度が高いので、場合によっては雰囲気に合わせたスマートカジュアルでの参加もOKです。
※※ホテル・レストラン利用で注意したい点※※
・過度な露出はひんしゅくを買ってしまうこともあるので控える。
・Tシャツやデニムなどカジュアルすぎる格好はNG、キャップやリュックなど小物にも気をつける
・サンダルやスニーカー、ミュールなどラフに見える履き物は避ける。
ホテル・高級レストランでのお食事におすすめドレス
ランチ
-
また、クルージング利用の場合はランチとディナーで雰囲気はガラッと変わってきます。
日中は力を入れすぎない「カジュアル」な格好で、綺麗めにまとめましょう。
夕方(夕食時)以降は華やかさ・ドレッシーさを意識した「フォーマル」で。
誰と過ごすかにもよりますが、大事な恋人とのデートなら煌びやかなイブニングドレスはぴったりです。
上記もホテルディナー などと同様に、乗船する船によっても指定があるのでプランがわかったら確認しておくのがベスト。
※※クルージングで注意したい点※※
気温の変化を考慮した服装を。
特に夜のデッキは風もあり、ノースリーブなど肌が出た状態で長時間は辛いものになります。
せっかくの時間を気温に左右されては台無しなので羽織りものを用意して備えるのが良いでしょう。
風の影響を受けることを大前提に
コーディネートを。
風は寒さだけでなく格好にも直接影響してきます。特にスカートは煽られますので、
フレアシルエットなど軽めのものではなくタイトめなものなど、強い風にも影響されにくいデザイン・素材のものを選びましょう。
船は揺れることを考えて足元は
安定させましょう。
気合いを入れたい気持ちはわかりますが船は足場が不安定です。ピンヒールなど安定性のないものでは
思わぬ怪我にも繋がる可能性がありますので、ヒールものを履くなら太めのもので安定させましょう。
-
クルージングにおすすめドレス
ランチ
ディナー
-
企業・ビジネス関係のパーティーへ参加
自社のパーティーや式典、他社からの招待を受けたレセプションパーティーなど、
私生活以外に仕事の場面でもパーティーに参加する場面はあります。
その際、大概のドレスコード が「ビジネスアタイア」となります。「平服」とあった場合にもこのビジネスアタイアが該当します。
ビジネス関係のパーティーは通常のパーティーとは異なり、企業関連のものなのでスーツスタイルが基本となります。
しかしスーツスタイルといってもリクルートスーツではパーティーという会場には華やかさに欠け、
自社のイメージを損なうことになる場合もあるので気をつけましょう。
会場の雰囲気によってはスカート・ワンピースでも良い場合もあります。
上手くまとめて堂々としていたら、それだけでできる雰囲気を持った大人の女性感が出ますよ。
※※企業パーティーで気をつけるポイント※※
・華やかさのあるドレッシーな雰囲気のスーツスタイルであること
・派手な色ものの着用はせず小物で取り入れる
・露出は控えめであること
・スニーカーなどカジュアルすぎる足元はNG。少しヒールのあるパンプスが良い
ホテル・高級レストランでのお食事におすすめドレス
パンツドレス
スーツ風ワンピース
-
ドレスコードは面倒なものじゃない!一種の案内板
ドレスコードをマイナスなイメージを持たず、むしろ指標があって助かる!と捉え方を変えてみましょう。
ドレスコードがあることで意識をして準備ができるのでマナー違反も防げます。
面倒なものと思わず、当日恥をかく心配もなく楽しむための服装基準、と捉えて臨みましょう♩
-
まとめ
ドレスコードについて把握したらあとは自信を持って参加!
日常生活でドレスコードが必要な場面に携わることってなかなか多くはないですよね。
だからこそ、非日常の特別な機会を楽しみ良い思い出にしましょう♩
とは言え、ドレスコード毎に衣装を揃えていては出費がかさみますし保管も大変だと思います。
年齢と共にドレスコードが必要になる機会も増えていきます。同じようなイベントが続いた際に、
同じドレスを続けて着るのもなんだか新鮮味が無くなりますよね。
「いつもと違ったものを着て見たい」「急な予定で予算が;;」「できるだけ物は少なく生活したい」
そんな方々には”レンタルドレス”がおすすめ!「オトナドレススタイル 」なら
場面に合わせた、大人の女性にぴったりの衣装が豊富に用意されているので
うまく活用したら周囲からも「”いつもお洒落な”大人の女性」として印象もばっちりですよ♩
この記事を書いた人
OTONA DRESS
HP制作部
30代・40代におすすめのパーティドレスやセレモニースーツを取り扱ってるOTONA DRESS。ネットでのレンタルになるので、より商品がわかりやすく、素敵に見えるよう常にHP制作に取り組んでおります。似たように見えるドレスでも、微妙な色の違いや、レースのデザインによっても様々で、着用した時の印象や、周りからの印象も変わってきます。日々パーティドレスを管理しているからこその視点で、お役立ち情報を発信してまいります。