2021.06.09
結婚式に子供とお呼ばれ!子供の服装は?マナーは?
- 親しい友人の結婚式・親族の結婚式など、幾つになっても結婚式へお呼ばれし参列する機会はありますが
子供も一緒にお呼ばれし初めての親子参加!となると楽しみな反面不安もありますよね…。
子供の服装はどうする?マナーはあるの?といった気になるお悩みの解説から
お子さんの年代別コーディネートや、大役であるフラワーガール・リングボーイをお願いされた際の服装、
お子さんの年齢を考慮したママさんへのおすすめドレスなどをご紹介します。
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■結婚式での子供の服装、どうしよう?
結婚式に子供が参加する際、大人ほど「こうしなければいけない」といった明確な決まりはありません。
親族の結婚式となると気持ちが緩んで、おめかししてあげたい気持ちになる方もいると思いますが
あくまでも結婚式の主役は新郎新婦という事を忘れてはいけませんね。
主役より目立つような派手な服装は避けるべきと考えましょう。
お子さんの通っている学校に制服があれば、それが子どもにとってのフォーマル服となります。
子供の服装に決まりがないからといってなんでも良いという事ではありません。
結婚式に出席させるにあたり、まずは取り入れてはいけないNG例をご紹介します。
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NG服装
◆毛皮、ファーの服装やアイテム
◆コスプレなど仮装姿
◆カジュアル過ぎるアイテム(Tシャツ・デニムなど)
◆全体がホワイトカラーのドレスやワンピース
毛皮などは殺生を連想されるものは大人ゲストの場合のマナーと同じですね。
子どもの好きなキャラクターものの服なども、厳正な式の場ですからその日は我慢させましょう。
また、サンダルや運動靴などのスニーカーは基本的にNGです。革靴などフォーマルシューズで出向きましょう。
そして、何よりホワイトカラーの服装は当日花嫁だけの特権ですから子どもであっても避けさせるのが親としてのマナーです。
服装だけでなく持ち物についても、ゲーム機や周囲の迷惑になるおもちゃも持たせるべきではありません。
飽きやすいお子さんを静かにさせるためとしても、会場全体の雰囲気を損なってしまう可能性が高いので持ち物からは外しましょう。
子どもの様子が心配な場合は、あらかじめ席を出入り口近くにしてもらうようお願いしておけば
ぐずってもすぐ会場外に出られるので気分転換させてあげられてオススメです◎
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あったら安心な小物
赤ちゃんと参加する際には、タオルや着替えのほか、お食事の際のエプロンを持って行けば衣服の汚れを防げます。
必須ではないですが、万一子どもがぐずってしまったり飽きて騒ぎ始めてしまったときに
あやせるような物を持参して入れば安心です。小分けのお菓子や、
普段から気に入っているおもちゃや絵本、(但し音の出るおもちゃやゲームは周囲への迷惑になりますので、持参は避けて。)
特に塗り絵は集中して静かになってくれるのでママさんにとっても式に意識を向ける余裕ができておすすめです!
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■年代別おすすめスタイル(男女)
乳児/ベビー(生後1才まで)
乳児の場合はお出かけ服での参加で大丈夫です。
ただ、会場は華やかな場なのでせっかくならおめかしさせて写真に残したいですよね。
食べこぼしなどによる汚れも想定して、汚れが目立ちにくい色のものを用意するのが良いでしょう。
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男の子の場合:
乳児の小さな男の子なら、ベビースーツやタキシード風のデザインのロンパースがあります。
「フォーマル 赤ちゃん」などで検索すると色々なデザインのものが出てきますよ♩
ロンパースなら、オムツ替えの際などに着脱させやすいのに凝った見た目で可愛いですよ。
女の子の場合:
きちんと感のあるスーツスタイルが主流の男の子と違い、
女の子はかわいいワンピース風ロンパースや華やかなベビードレスなどデザインも様々。
ブルマがセットになったロンパースなども多数あり、
履いたときのシルエットが可愛いだけでなく、体温調節の役割もしてくれます。
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幼児・園児(1才〜小学校入学前まで)
年齢によって、少し幅広くはなりますが、
歩けるぐらいの年齢になると、男の子も、女の子も、普段着よりかは少し背伸びした服装の方が
場の雰囲気とマッチします。
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男の子の場合:
小学校入学前の幼児には、きちんとしたフォーマル感を意識した服装の中に
子どもっぽさを取り入れてあげましょう。
例えば、シャツにジャケットやベストを羽織った上半身に対して
ハーフパンツとハイソックスを合わせて子どもらしさを出したスタイルは定番です。
首元は蝶ネクタイが可愛いですが、背伸びをしてお兄さんっぽさを出したい子にはネクタイを合わせるのも良いです。
前髪をちょっとセットするなどそれだけの工夫でグンと印象が整いますよ。
女の子の場合:
女の子用のデザインは、男の子と同様にフォーマル感を出したものと、
発表会などで着用できるような華やかさのあるドレス・ワンピースの2パターンあります。
フォーマル感のある落ち着いた雰囲気のワンピースなら、結婚式だけでなく今後の学校行事なんかにも利用することができます。
ドレッシーなデザインの服装を選ぶ場合、淡い色味のものでレースやチュールを効かせたデザインがオススメです。
"背伸びをした子どもっぽさ"といったイメージの、上品さも感じられるよう意識してみると良いです。
フォーマルと同じく、購入するなら発表会利用できそうなものなど先を見据えてデザインを選ぶと購入したっきり…なんてこともなくなります。
フォーマル・ドレッシーに関わらず足元はホワイトソックスやフリルが付いたデザインのものにするとより上品さが増しますよ。
服装に合わせてリポンやカチューシャなどを使って髪型にも工夫してあげたら、他のゲストからも褒められること間違いなしです♩
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児童(小学生・中学生の場合)
通っている学校に制服があれば、児童の場合それが礼服にあたります。
そのため、結婚式でも制服での参加で問題ありません。
制服がない場合や、せっかくなのでおめかししたいといった場合は男の子はスーツスタイル、女の子はドレスやワンピースが一般的とされます。
年頃の女の子ならドレスアップしたいといった意見も多そうですね。
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■フラワーガール・リングボーイを頼まれたら
頼まれたら結婚式に子どもが演出として参加するということです。
一般的に、新郎新婦の親族でどちらも4〜10歳くらいまでの子に頼まれることが多いです。
可愛い子どもが演出に加わることでゲストも笑顔になり、場が和みますね。
この演出は欧米では一般的とされていますが、近年日本でもこの演出は人気です。
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フラワーガール/リングボーイの意味
フラワーガール、リングボーイについて、まずはそれぞれの意味から説いていきます。
●フラワーガール:
フラワーガールはチャペルに新婦が入場する時に、カゴに入った花びらをバージンロードに撒きながら新婦を先導して歩く女の子とのことです。
花びらを撒くことでバージンロードを清める、という意味を持ちます。
男の子に頼みのも有りで、男の子がこの役をする場合は「フラワーボーイ」となります。
●リングボーイ:
リングボーイは、新郎の後に入場し結婚指輪を載せたリングピローを運ぶ男の子のことを指します。
大事な結婚指輪を運ぶ、重要で注目を浴びる役割となります。
こちらも、女の子が「リングガール」として努めてもOKです。
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衣装はどんなものを選べば良いの?
自分の子どもがお願いされたら、子どもの衣装を用意するのは子どもの両親であることがほとんどですが
新郎新婦に演出の希望がないかなど確認をするのも良いでしょう。
特に衣装に関して指定などが無いようであれば、次の注意事項を参考にしてみてください。
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フラワーガールの場合
フラワーガールの衣装は白いドレスでもOKですが、主役の新婦を立たせるためにも
淡いピンクやブルー、ミントグリーンなどのものを選ぶのがオススメ。
役割の通り、「お花の妖精」のような華やかなイメージになるよう意識すると良いでしょう。
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リングボーイの場合
リングボーイは通常のゲスト参加する際の服装でOK。
●年代別おすすめスタイル(男女)を参照ください
暑い時期であれば上着を羽織らず半袖のシャツと首元に蝶ネクタイもしくはネクタイの組み合わせでも。
華やかな大役ではありますが、足元は女の子も男の子も白や黒の革靴でフォーマルなものにしましょう。
靴に合わせたソックスや、寒い時期であれば白いタイツを履かせても女の子は可愛いです。
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役目を終えたあとの衣装はどうするの?
挙式を終えた後は基本的にそのままの衣装でいても問題ありません。
ただし、頼まれたとしてもフラワーガールに白いドレスを着せたままなのは周りの目が気になる場合も…。
そんな時は予め白以外のジャケットやボレロを羽織らせたり別のワンピースを用意しておき着替える、というのも
最後まで気持ち良く過ごすための対策として準備をしていれば安心でしょう。
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お願いされた際の衣装代は誰が負担するの?
依頼された際に衣装代について話がなければ自己負担、と捉えておきましょう。
あとからお礼があることもありますが、必ずしも新郎新婦が負担してくれるものというわけではありません。
モヤモヤしたまま当日を迎えてはせっかくの機会も残念な印象になってしまうので、
頼まれたら事前にはっきり確認するか、思い出だからと割り切って臨むことにしましょう。
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■子連れママさんにおすすめドレススタイル
乳児期ママコーデ
授乳用ドレス、もしくは着脱が楽にできるドレスが良いでしょう。
授乳用ドレスじゃなくても、パンツドレスなら上下セパレートになっているので授乳もしやすいです。
抱っこをしていなくてはいけない点やオムツ替えを行うなどの動作を考えると、
スリーブがあるドレスなら羽織が不要で楽ですね。
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フレアスリーブセットアップパンツドレス(ネイビー)CR3-376NA-M
セットアップスタイルは、ワンピースタイプなどに比べると
着脱が簡単にできるので、急な授乳でも、対応できます。
全体的にゆとりのあるシルエットは、長時間の着用でも窮屈さを感じずに着用でき、パンツスタイルなので、小さいお子様との参列でも動きやすいところが嬉しいところ。
ドレスの詳細
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幼児期ママコーデ
幼児期
子どもの行動が活発になる頃。会場内の物珍しさに、動きまわってしまうこともあるかも。
抱っこしなくてはいけなかったりと、何かとママさんは苦労すると思います。
動きやすく、着崩れしにくい格好がオススメです。
1枚で様になるドレスや、パンツドレスで動きやすさ重視も良いでしょう。
そして、シワになりにくい・目立ちにくいドレスなら面倒を見ながらでも
自身の服装のヨレ具合など気にかけずに済んで楽ちんですよ♩
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ケープ型ブラウスパンツドレス(ベージュ)T3-362BE-M
ケープ型ブラウスは、体系カバーは勿論、ゆとりを持った着心地と、着脱のしやすいデザインで、
ママさんドレスに重宝されます♩
ワイドパンツスタイルは、かっこよく全体をまとめてくれるので、
綺麗なシルエットになるのも魅力の一つ!
ドレスの詳細
メッシュレースドレス(ネイビー)CR1-371NA-M
少し大きくなったお子様との結婚式の参加には、一枚でさらっと決まるワンピーススタイルもおすすめ!
ネイビーの色味は、女性らしさと大人な雰囲気を演出してくれるので、
年齢問わず着用いただくことが出来ます!
慎重に合わせて、ローパンプスでも引きずらない丈感を選ぶとよいですね!
ドレスの詳細
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児童期ママコーデ
小学校にあがり、お子さんは手が離れ始める頃。
久々に気合いを入れておしゃれを楽しめるようになりますね!
母としての上品さを出しつつ、髪型なんかも凝ってみてはいかがでしょうか。
腕回りがレース生地になったものであれば、品良く肌見せができてこなれ感もあり素敵ですよ♩
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フラワーレースドレス(カーキ)CR1-358KHK-M
30代から40代の女性に、総レースの生地が柔らかい印象を与えてくれ、フラワーレースが上品な女性らしさを演出してくれます♩
お子さんがいる方でも、おしゃれ度がぐっと上がる万能ドレス!
濃いめのグレーにも近いカーキの色味が、秋冬シーズンにぴったりです!
ドレスの詳細
ラッセルレースロングドレス(ボルドー)CR1-325BO-M
足首程まであるロングドレスが、体型カバーに最適。
30代以降は、気づかないうちに、ついてしまったお肉を少しでもカバーしたいところ!
深めのボルドーの色味は、THE大人カラーながら、総レースで軽さも出してくれるので、全体がきれいにまとまります♩
ドレスの詳細
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■まとめ
自分だけじゃなく子供も一緒に親子揃ってドレスアップ♩なんて機会は滅多にないことだと思いますので、
小さいお子さんと一緒に参加となると緊張・不安もあると思いますが存分に楽しんでください。
キラキラした式場の雰囲気・新郎新婦のおめでたい姿というのは
お子さんにとってもきっと素敵な思い出となるはずです。
事前に心の準備をして、余裕を持った構えでいましょう♩
お子さんの成長はあっという間なので衣装を新調しなければいけなくなった際、
ご自身にかける出費はなるべく安く抑えたいですよね。とはいえ、
自身の体型の変化や流行により持っていたドレスは着れないとなった時、新たに購入となると費用がかさみますよね…
otona dressなら素敵なドレスを低価格・一律料金で利用できるのでレンタル利用を検討してみてはいかがでしょうか。
様々なデザインのドレスがあるのできっと気に入るドレスを見つけられますよ♩
『大人の女性向けレンタルドレスはOTONA DRESS』
この記事を書いた人
高橋 未来
元ウエディングプランナー
以前は、関東の結婚式場でウエディングプランナーとして、多くの結婚式に立ち会わせて頂きました。結婚式に参列するゲスト様が着用するパーティドレスは、季節やトレンドに合わせて様々なものです。今までの経験から、ドレス選びや大切な日をより素敵なものにして頂けるよう、様々な情報を発信いたします。